上山市の温泉施設で6日夜、個室のサウナ小屋などが焼ける火事がありました。けが人はいませんでした。

6日午後9時10分ごろ、上山市蔵王坊平にある温泉施設「坊平リカバリー温泉高源ゆ」で、従業員が個室のサウナ小屋から火が出ているのを発見し、119番通報しました。
火は消防によっておよそ1時間40分後に消し止められましたが、この火事でサウナ小屋1棟と隣接する薪小屋が全焼したほか、施設本館の外壁の一部が焼けました。けが人はいませんでした。

近隣住民「これが最初に駆け付けた時。かなり屋根の方まで燃え上がっていて、サウナ小屋から炎が出ていた感じ」

警察の調べによりますと、温泉施設の営業時間は午後9時までで、出火当時、サウナ小屋に利用者はいませんでした。火事があったサウナ小屋は薪ストーブを使っていて、火事を発見した従業員は「小屋の中から火が出ていた」と話しているということです。
警察と消防はきょう午前9時から実況見分を行い、火事の原因などを調べています。