山形県内各地で冷え込む中…ワカサギ釣り大盛況 寒波で氷厚く 米沢市・水窪ダム
24日朝の山形県内は各地で冷え込みました。村山市では最低気温氷点下12.9℃を観測。氷点下8.6℃となった米沢市の水窪ダムでは冬恒例のワカサギ釣りを楽しむ人たちで賑わいました。
「おお~!やったな!」
氷の穴から釣り糸を垂らし釣っているのは「ワカサギ」です。話を聞いている間にも…。
「来てる来てる!」やった!やっぱり来てた」「おめでとう、初ワカサギ」
「水窪ダム」は、山形県内有数のワカサギ釣りスポットです。3連休最終日の24日も県内外から釣り客たちが詰めかけ賑わいました。
「(ワカサギ)来てない気がする。あ、来てる!」「あ、来た!」
水窪ダムは去年、暖冬の影響でワカサギ釣りの営業ができませんでした。ことしも一時、営業が危ぶまれましたが、2月に到来した寒波によって氷が厚く張り、2年ぶりのオープンとなりました。
山形県南漁業協同組合・橋本秀喜さん「多い人で500匹から600匹と(釣果は)絶好調。雪深いところなのでスノーシューやかんじきなどの対策をして湖面に上がってもらいたい」
ワカサギ釣りをするには、事前に遊漁券の購入のほか、スノーシューやかんじきの装着が必要です。水窪ダムでのワカサギ釣りは今後の天候次第ですが3月上旬まで楽しめるということです。
水窪ダムは周辺の農業用水や水道用水の水源に使われているため、県南漁業協同組合は「ゴミの持ち帰りを徹底してほしい」と呼びかけています。