鶴岡市で師走恒例の「だるま市」開催 新しい年が良い1年になるよう願い込め
師走恒例の「だるま市」が17日、鶴岡市で開かれ、新しい年が良い1年になるよう縁起物のだるまを買い求める人でにぎわいました。
「だるま市」は毎年12月17日に鶴岡市の七日町観音堂で開かれている恒例行事です。江戸時代に希望を持てずにいた遊郭の女性たちが「七転び八起き」するだるまに願かけして一晩抱いて眠り川に流したのが始まりとされています。
「だるま市」はきょう午前10時に始まり、それぞれの出店には大小さまざまなだるまが並びました。
出店の店員「はい日本一有名な『高崎だるま』ですよ。家に帰ったら願うときには片目だけ入れる。それで願いが叶ったらもう片方入れる」
表情も少しずつ違いますが、怒ったようににらみつけているだるまほど厄除けの縁起物ということです。
こちらの白いだるまは受験シーズンを前に「合格『しろ』」という願いが込められています。訪れた人たちは福を招く縁起物をひとつひとつ手に取って表情を見ながら選んでいました。
だるまを買った人「怒っている顔のだるまを選びました。幸せに暮らせるように願いたいです」「子ども2人の分と親が体調が悪いので願いを込めて来年はいい年になるように願おうと思っている」