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GI登録の「東根さくんらぼ」の目ぞろえ会 「消費者に喜ばれるサクランボを」

2024年6月4日 17:20
GI登録の「東根さくんらぼ」の目ぞろえ会 「消費者に喜ばれるサクランボを」

農林水産省の地理的表示・GIに登録されている「東根さくらんぼ」の目ぞろえ会が4日東根市で開かれました。

地理的表示保護、いわゆるGI制度は農産物などの地域ブランドに国がお墨付きを与えるもので、登録すると販路の拡大などが期待されます。
この目ぞろえ会は「東根さくらんぼ」がGIに登録された2017年から開かれているものです。
4日は「東根さくらんぼ」の対象となっている東根市のほか、隣接する市と町の一部で栽培された「佐藤錦」が並び、生産者は果実の大きさや色づき具合など出荷基準を確認しました。

生産者「双子果は多かった。果実の肥大が大きく着色よくなるようがんばっていく」

ことしは、去年の夏の猛暑で、花芽の生育が異常に進みめしべが2本になってしまった花が多くなったことで「紅秀峰」を中心に規格外の「双子果」が多くなっています。

東根市ブランド戦略推進課深瀬由昭課長「こういった時こそ品質が問われてくると思うので消費者に喜ばれるようなサクランボを届けていきたい」

「東根さくらんぼ」は6月10日ごろに初出荷が見込まれています。