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山形新幹線 下りの一部除き通常運転に 安堵する乗客がいる一方で連結トラブルに不安も

2025年3月14日 18:18
山形新幹線 下りの一部除き通常運転に 安堵する乗客がいる一方で連結トラブルに不安も

東北新幹線の車両の連結が外れたトラブルの影響で、3月6日から東京・福島間の連結運転を取り止めていた山形新幹線つばさは14日、下りの一部列車を除き通常運転を再開しました。

JR東日本は6日、上野ー大宮間を走行していた「はやぶさ」と「こまち」の車両の連結トラブルが発生して以降、東北新幹線と山形・秋田の各新幹線との連結運転を全て取りやめていました。そのため、山形新幹線は東京・福島間でほぼすべての列車が運転を見合わせ、利用客が福島から東京方面に向かうには「つばさ」からの乗り換えを余儀なくされていました。
JR東日本は12日、走行試験の結果安全性が確認されたとして、14日から連結運転を再開しました。山形新幹線は下りの3本が区間運休するほかは、上下線で通常運転を再開しています。
JR山形駅では新幹線の利用客から運転再開を喜ぶ声が聞かれました。

関東からの出張「ようやく新幹線1本で帰れるなと言う感じ1本のほうが断然楽ですね」
関東からの帰省客「私はいいんですけど少し前に帰った姉がまるっきり止まって行けなかったのでようやく再開してよかったです」
「きょうは行けそうなので来た。京都まで行く」(Q希望通りチケットは取れた?)「取り換えています 何回か」「便利が当たり前だと思っていたので今回のトラブルでそれが崩れちゃうんだなと思った」

一方で、東北新幹線の連結部分が走行中に外れたトラブルの原因については現在も判明しておらず、不安の声も聞かれました。

山形への帰省客「心配になる。ちょっと怖い。途中でまたそうなったらどうしようとは思う」
山形への観光客「大丈夫かなという心配はある。不安といえば不安ですけど遊びに行くのでまあ忘れて」

山形新幹線は15日から、上下線ともにすべての列車が通常運転に戻る見通しです。

最終更新日:2025年3月14日 18:18