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山形県消防学校の初任科生が酒田市の被災地で土砂の撤去作業 「少しでも役に立てれば」

2024年8月27日 18:13
山形県消防学校の初任科生が酒田市の被災地で土砂の撤去作業 「少しでも役に立てれば」

7月25日の記録的大雨で大きな被害を受けた酒田市の八幡地域で27日、県消防学校で学ぶ消防士の卵たちが、住宅に流れ込んだ土砂の撤去作業に取り組みました。

県消防学校の初任科生51人と教官たちは研修の一環として、酒田市の常禅寺地区で氾濫した荒瀬川やその支流の沢ノ内川から流れ込んだ大量の土砂を撤去する活動を行いました。この地区では、大雨災害発生から1か月が過ぎたいまも、住宅や作業小屋などに土砂や湿り気を帯びた泥が1メートルほどの高さまで残っている所もあります。作業に参加した消防士の卵たちはスコップや手押し車を使って素早く丁寧に土砂を運び出していました。

参加した初任科生は「想像していた以上に土が多く、精一杯やっているがなかなか進まない。地域の方は大変苦しいと思うが少しでも役に立てれば」

現場では、先輩消防士らによる災害支援ボランティア・「DRTジャパン山形」のメンバーが、重機を使って活動をサポートし、効率よく土砂を運び出していました。