「値段はつけられない」メジャーリーグ・ドジャース大谷選手にまつわる“ある貴重なもの”が山形に
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アメリカ・メジャーリーグのドジャースで活躍する大谷翔平選手の話題です。大谷選手にまつわるある貴重なものが山形にありました。専門家が「値段はつけられない」と言う「あるもの」を取材しました。
現在、アメリカ・アリゾナ州でのキャンプに参加しているドジャースの大谷翔平選手。2024年は自身初となるワールドシリーズ制覇を果たし、今シーズンは投打の”二刀流”復帰が期待される野球界のスーパースターです。
そんな大谷選手にまつわる貴重な”あるもの”も持っている人が山形市にいるんです。
笠原信さん「これです」「下が大谷選手。その上が山本選手。」
大谷選手、そして同じくドジャースに所属する山本由伸選手の2人の直筆サインが入ったボールです。
ボールを所有するのは山形市内で飲食店を経営する笠原信さん。かつてモンテディオ山形に所属していた元サッカー選手です。
直筆サインボールを持つきっかけとなったのは、ドジャースの山本選手のトレーナーを務めている金野治郎さんとの会話だったといいます。金野さんは以前、モンテディオでトレーナーを務めていて、笠原さんは選手時代から交流がありました。
笠原さん「栄養面のサポートだったり何かできることはないか金野さんに話したところサポートしてほしいとお願いがあったので、去年5月ごろから大谷選手と山本選手の栄養面でのサポートをやらせてもらっている」
大谷選手と山本選手を栄養面で支援している笠原さんへのお礼として2人から直筆サインが入ったボールが贈られたといいます。
笠原さん「(どんな形で渡された?)袋に入れてはいって。大谷選手も山本選手のサインも初めて見るものだったので金野さんが持ってきた時はどきどきした」
小坂アナウンサーも触らせてもらいました。
小坂アナウンサー「これ・・・いいんですよね、緊張するね。心なしか重く感じます。ちょっと汚れているんですね」
笠原さん「使った公式球にサインを入れてくれたと聞いている」
どうしても気になるのがその価値。大谷選手などメジャーリーグのグッズを取り扱っている専門家に話を聞きました。
小坂アナウンサー「今回(画像を)お送りしたボール、どれぐらいの価値があるものなんでしょうか」
セレクション・インターナショナル渡辺昌宏さん「まず私の方で山本選手、大谷選手お2人のサインが入った2024年のボールは拝見したことがない。山本選手はメジャーリーグのルーキー1年目になる。このルーキーシーズンのサインというのも大変貴重」
小坂アナウンサー「金額的な価値というのは付けられるものでしょうか」
渡辺さん「大谷選手と山本選手の贈った人に対する感謝の気持ちがこもっているサイン。金額的な価値はとても付けられないサイン、価値を付けることはおこがましくてできないボール」
笠原さんは「今後、多くの人にこのサインボールを見てもらう機会を設けたい」と話します。
笠原さん「まずは山形市にお貸ししてみなさんに見てもらえればいい」
山形市スポーツ課によりますと、このサインボールの展示について現在、検討しているということです。今後、大谷選手と山本選手の貴重な直筆サインボールを見ることができる機会が生まれるかもしれません。