女子スキージャンプワールドカップ蔵王大会が24日から山形市で開幕するのを前に23日、個人戦の予選が行われました。去年の大会2位の伊藤有希選手や高梨沙羅選手ら日本人選手は 9人が予選を通過しました。

女子スキージャンプワールドカップ蔵王大会は24日に開幕し、夕方から個人戦が行われます。山形市のジャンプ台「アリオンテック蔵王シャンツェ」では23日、個人戦の予選が行われ、世界13か国55人の選手が出場しました。

吹雪による悪天候の中、日本勢では、去年の蔵王大会で2位に輝いた伊藤有希選手が90.5メートルを飛び、8位で予選を通過しました。

伊藤有希選手「何かきっかけを掴むっていうのは難しかった。初めて飛ぶ台ではないし、毎年飛んでいる台なので（本戦は）自信を持って飛びたい」

日本勢は、丸山希選手が9位、高梨沙羅選手は21位など出場した12人のうち9人が予選を通過しました。

女子スキージャンプワールドカップ蔵王大会は24日に開幕し、24日と26日に個人戦が、25日は団体戦が行われます。
今シーズン、ワールドカップはこれまでに11戦が行われていますが、日本勢は表彰台に立てていません。今回の蔵王大会で表彰台に届くジャンプが出るか、注目です。