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記録的大雨で浸水被害を受けた山形県鮭川村 仮設住宅への入居始まる 戸沢村は9日から

2024年10月7日 17:57
記録的大雨で浸水被害を受けた山形県鮭川村 仮設住宅への入居始まる 戸沢村は9日から

ことし7月の記録的な大雨を受け、山形県は住宅などの浸水被害が甚大だった戸沢村と鮭川村に仮設住宅を建設しました。このうち、鮭川村で7日、仮設住宅への入居が始まりました。

県はことし7月の記録的な大雨で住宅などの浸水被害があった戸沢村と鮭川村で仮設住宅の建設を進めてきました。このうち、鮭川村では9月30日に仮設住宅3棟が完成し、7日から8世帯16人の入居が始まりました。入居者が元木洋介村長から鍵を受け取ったあと、さっそく部屋に入りました。

住民「おー電気がついたいいもんだね」
住民「これからは楽しく暮らせればいいなと思う」

一方、仮設住宅に入居できる期間は2年と決められていて、その後の生活に対する不安の声も聞かれました。

住民「2年経ったら鮭川村から出てアパートなどを探して入ることを考えている。不安で心配」

鮭川村では7日現在、仮設住宅に入居する人を除く6世帯17人が避難しています。
一方、県によりますと、戸沢村では仮設住宅5棟が8日完成予定で、9日から避難所のほか、親族の家などに避難しているあわせて28世帯58人が入居する予定です。村によりますと10月4日現在、1次避難所の戸沢学園に20世帯28人、2次避難所の新庄市内の宿泊施設に6世帯9人が避難しています。

最終更新日:2024年10月9日 10:32