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国民スポーツ大会アルペン競技会会場の最上町赤倉温泉スキー場 雪不足で雪を搬入

2024年2月6日 17:41
国民スポーツ大会アルペン競技会会場の最上町赤倉温泉スキー場 雪不足で雪を搬入

2月21日に開幕する国民スポーツ大会のスキー競技会の会場となっている最上町の赤倉温泉スキー場では、雪不足のため、2月に入ってから雪の搬入作業が行われています。6日からはコース整備のため営業を休止しています。

記者リポート「雪不足によるコース整備のためきょうから営業を休止する赤倉温泉スキー場です。けさは8時半ごろから荷台に雪を積んだトラックが次々とスキー場に入り、搬入作業が行われています」

最上町の赤倉温泉スキー場は2月21日に開幕する国民スポーツ大会で、22日からアルペン競技の会場として使用される予定です。しかし、競技が行われるコースは現在も雪不足で、一部が滑走できない状態となっています。最上町では、対策として2月1日から新庄市や鮭川村から雪を運び入れる作業を行っています。6日までに10トントラック320台分となるおよそ3200立方メートル分を運んだということです。また、スキー場は6日からコース整備のため営業を休止しています。
町によりますと5日現在の積雪は、ゲレンデの上の方で35センチから40センチ、ふもとで15センチから20センチとなっています。
去年の同じ時期では上のほうで110センチ、ふもとで70センチとなっていて、3分の1ほどの積雪にとどまっています。
競技のためには圧雪後に50センチ以上の雪が必要だということです。赤倉温泉スキー場は当面の間、営業を休止して大会の開催に向けて準備を進めるということです。