スキー場には恵みの雪 山形県の赤倉温泉スキー場3日ぶりオープン 安定した積雪期待
山形県最上町のスキー場は、まとまった積雪によって3日ぶりにオープンし、県内外からの利用客でにぎわいをみせました。
最上町の赤倉温泉スキー場です。25日は県内外から多くの利用客が訪れていました。
利用客・仙台から「このスキー場には去年は来たことがあるがことしは初めて。吹雪いていて大変だが雪があってよかった」
新庄市から「きょうは雪質はいい。 軽くもないが十分、最高です」
最上町から「今シーズン赤倉は初めて。ことしは雪が少なかったのが今回は冷えているのですべりやすい」
赤倉温泉スキー場は今シーズン、雪不足の影響で例年より1か月ほど遅い1月19日にオープンしました。しかし、その後の雨でゲレンデの雪が溶けるなどしたため23日と24日はオープンできませんでした。
そして24日からのまとまった積雪で25日は滑走が可能になり3日ぶりにオープンすることができました。ただ、積雪量は例年より少ないといいます。
赤倉温泉スキー場菅嶋真聡所長「山頂で圧雪後がだいたい35センチ。下の方では15~20センチぐらい。(平年と比べると少ない?) だいぶ少ない。3分の1とかもっと少ないかもしれない」
2月には国民スポーツ大会のアルペン競技の会場としても使われる予定で、関係者からは安定した積雪を期待する声が聞かれました。
「3・2・1ゴー!」
一方、こちらは新庄市の新庄市民スキー場です。25日は台湾からツアー客が訪れ、ソリすべりを楽しんでいました。しかし、ゲレンデにスキーヤーの姿はありません。12月23日のオープンを予定していましたが、雪不足のため、ゲレンデは現在もオープンすることができていません。新庄市民スキー場では、なるべく早くオープンできるよう今後の積雪に期待し、準備を進めるとしています。