卵や小麦、ソバなどの原材料不使用…アレルギーに配慮したカレーを贈呈「たくさん食べて」
幼児が安心して食事を楽しめるようにと、酒田市の食品会社が18日、1歳6か月を迎える市内の子どもたちにアレルギーなどに配慮したカレーを贈りました。
この取り組みは酒田市の平田牧場が毎年行っているもので、今年で5年目です。今年度中に1歳6か月を迎える酒田市内の幼児、合わせて466人が対象で、健診会場で一人当たり2袋のカレーを配る予定です。このカレーは、100グラム入りのレトルトパックで、歯が生え始めたばかりでも歯茎でつぶして食べられるように具材を小さくカットして軟らかく仕上げています。また、アレルギーを引き起こす可能性がある卵や小麦、ソバなど7種類の原材料は使っていません。
贈呈式では平田牧場の新田嘉七社長が酒田市の矢口市長に目録のプレートを手渡しました。新田社長は、「一人でも多くの子どもたちに食べてもらいたい」と話していました。