新年の豊作や健康を祈願 山形市の小学校で小正月の伝統行事「団子さし」
新年の豊作や健康を祈願する小正月の伝統行事、「団子さし」が11日、山形市の小学校で行われました。児童たちは地域の人たちの協力も得て、それぞれの願いを込めた短冊を飾り付けました。
山形市の明治小学校では毎年、児童たちが小正月の伝統行事「団子さし」を体験しています。新型コロナが感染症法の5類に移行し、ことしは4年ぶりに地域住民が参加して、児童たちと一緒に団子を作りました。
「こういう感じ?丸くなるように」
1年生5人が団子をこねて丸めていきました。その後、地域住民が昇降口に設置した「ミズキ」の木に児童たちが、団子やふなせんべいなどの飾りを付けていきました。
「折れた」
児童たちはさらに、自分たちで作ったダルマやことしの干支「辰」を表した飾り、それに願いごとを書いた短冊を付けました。
女子児童「こねこね丸めるときがちょっとだけ女子大変だったけど上手に丸めてよかった」
男子児童「大変だったけどたのしかった。短冊にはやく足が治ってサッカーができますようにと書いた」
女子児童「もちを丸めるのはきもちよかったけど、付けるのは難しかった」
一年の豊作や健康を願う色とりどりの団子木。明治小学校では1月いっぱい昇降口に飾るということです。