山形空港でハイジャック訓練 定期便が臨時着陸した想定 関係者が役割や情報収集を確認
山形空港で26日、航空機がハイジャックされたことを想定した訓練が行われました。
電話「名古屋発札幌行きの便が11時ごろハイジャックされたとの連絡が入りました。」
この訓練は航空機がハイジャックされ、山形空港に着陸したことを想定し、空港関係者や警察などの対応力向上を目的に毎年行われているものです。訓練は名古屋発札幌行きの定期便が上空でハイジャックされ、給油のため、山形空港に臨時着陸したとの内容で実施されました。航空機に見立てたバスに犯人が乗客らを人質にして立てこもりました。
機動隊「おい、出てこい。早く出てこい。そのまま足広げろ。そのまま動くなよ」
機動隊により犯人の身柄が確保され、およそ1時間の訓練が終わりました。
県山形空港事務所 藤岡俊裕所長「初動対応が大事になるので各関係者の役割や情報収集を改めて確認することができよかった」
山形空港では来年1月にも不法侵入事案を想定した訓練を行う予定です。