関係書類偽造し国の交付金260万円余りを不正受給 山形・鮭川村職員が懲戒免職
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国の交付金260万円余りを不正に受給していたとして、鮭川村は50代の男性職員を8日付けで、懲戒免職処分としました。男性は「生活費などに充てたかった」と話しているということです。
懲戒免職となったのは鮭川村に勤務する50代の課長級の男性職員です。
鮭川村によりますと、この職員は兼業農家で、自身が受け取る国の水田活用の直接支払交付金を巡り、実際には購入していない牧草用種子の納品書兼請求書を偽造して虚偽の申請を行いました。そして、2022年度から今年度までに合わせて264万6千円を不正受給したものです。
1月、鮭川村の農業再生協議会が関係資料を確認した際、購入した数量と伝票に記載された数量が異なっていたことから不正が発覚しました。村の聞き取りに対し、職員は不正を認め、「生活費や老後資金に充てたかった」と話しているということです。
元木洋介村長は、「公務員や行政への信頼を大きく失墜させるもので誠に遺憾。職員一丸となり信頼回復に向けて誠心誠意取り組んでいく」とコメントしています。