最先端研究×クリエイティビティで地域課題の解決へ…慶応先端研と博報堂DYHDが協定
鶴岡市の慶応義塾大学先端生命科学研究所は社会問題の解決や人材の育成に向け、大手広告代理店グループと連携協定を結びました。
この包括連携協定は、慶応義塾大学先端生命科学研究所と大手広告代理店・博報堂などの持ち株会社「博報堂DYホールディングス」の間で結ばれました。
研究所で行っている最先端の研究成果とホールディングスが持つ創造性やマーケティング能力などを掛け合わせ、社会や地域の課題を解決する新規事業の創出を目指すということです。
博報堂DYホールディングス 水島 正幸社長「生活者の視点を価値創造の起点とする我々のクリエイティビティや柔軟な発想が最先端の研究技術・アイディアと出会いつながることで新たな価値が生まれそれが地域社会の課題解決に広がっていってほしいと願っている」
慶応義塾大学先端生命科学研究所 荒川 和晴所長「地元の食品の付加価値化というのは非常に取り組んできたところだし食というのもひとつの切り口にできると面白いと鶴岡が食文化創造都市ということも含めて期待している」
今後は次世代の人材育成にも連携して取り組んでいくとしています。