全農山形と日本航空のグループ会社が連携協定を結び、県産農産物の輸出拡大などに乗り出すことになりました。

協定を結んだのは全農山形と日本航空東北支社、農業法人JALアグリポートの3者です。
今回の連携協定締結によって、新たな海外販路の開拓や農業労働力の支援などで協力していきます。
全農とJALグループは去年、県産サクランボ7キロをタイの市場に輸出する実証実験を行い高い品質を維持したまま輸送できることを確認しました。今年も引き続きタイに県産サクランボを輸出する予定です。

全農山形 長谷川直秀本部長
「必ずやJALグループの力を借りて山形県産の農畜産物を新たな世界に打って出る機会を創設したい」

日本航空東北支社 佐野寛人支社長
「シャインマスカット、サクランボの海外輸出に力を入れて取り組んでいきたい」

新年度からは北米のカナダや中東カタールにも県産農産物を輸出する方向で検討を進めています。