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愛称は「あっつぇ」 山形県北東部に「道の駅もがみ」オープン アユ釣り体験も可能

2023年11月27日 17:03
愛称は「あっつぇ」 山形県北東部に「道の駅もがみ」オープン アユ釣り体験も可能

山形県最上町に26日、「道の駅もがみ」がオープンしました。県・北東部の玄関口として期待される新しい道の駅はオープン初日から多くの人が訪れました。

最上町志茂の国道47号沿いにある観光施設「ヤナ茶屋もがみ」。この隣に完成したのが「道の駅もがみ」です。延べ床面積460平方メートルの木造一部2階建てで、総事業費およそ4億円をかけて最上町と国土交通省が整備しました。
施設の愛称は「あっつぇ」です。最上地方の方言で「ありますよ」という意味で、おいしいものや休むところがありますよという意味が込められています。
入り口には最上小国川を見ることができる休憩スペースがあります。一階には、このほか観光案内所があり、町の観光協会の担当者がコンシェルジュとして観光情報を提供します。カフェスペースでは最上町の特産、アスパラガスと最上牛を使ったコロッケや焼き菓子などが販売されます。また、2階には、会議室や交流スペースが設けられています。

「あっつぇ」の南側には、最上小国川のそばまで行くことができるスロープがあります。車イスの人でもアユ釣りを楽しむことができます。
地元の中学生による演奏で始まったオープニングセレモニーには、関係者らおよそ70人が出席。加藤鮎子こども政策担当大臣も駆け付けました。

加藤鮎子こども政策担当大臣「山形県の玄関口として最上町を訪れる観光客のみなさまをはじめ、物流やビジネスの道路利用者のみなさまに広く活用され、 最上地域の振興に大きく貢献するものと期待している」

午前11時半にオープンするとさっそく県内外から多くの人が訪れていました。

宮城から「テレビなどで見て来たが、 きれいですごく景色もよくて環境がいい」
宮城から「景観もすごいきれいで休むのにはちょうどいい。これから休憩所としても発展していけばいい」

県内では、22番目となる道の駅もがみは県・北東部の新たな玄関口として地元では、観光誘客などの効果を期待しています。