インターネット上の有害情報監視「サイバーパトローラー」の学生への研修会 山形県警察
インターネット上の有害情報などを監視する「サイバーパトローラー」に委嘱されている学生たちが活動に必要な知識を山形県警察の担当者から学ぶ研修会が27日、山形市の専門学校で開かれました。
山形県警察では今年度、大学生や専門学校生などあわせて163人を「サイバーパトローラー」として委嘱しています。ことし8月以降、首都圏ではインターネット上で高額の報酬をうたって犯行の実行者を募る手口いわゆる「闇バイト」による強盗事件などが多発しており、研修会には、サイバーパトローラーの学生およそ70人が出席しました。そして、県警察の担当者が講師を務め、闇バイトの募集では「楽で簡単・高収入」「ホワイト案件」などの文言が使われているといったポイントを学生たちに紹介し、実際に発見した場合の警察への通報手順などを確認しました。
男子学生「自分が思っていたよりも身近に危険が迫っていることに驚いた」
女子学生「SNSの活用は慣れているので若者ならではの感性・視点を大切にして活動していきたい」
山形県警察は今後も研修などを重ね、学生たちの協力を得ながらサイバーパトロール活動を続けていきたいとしています。