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山形県内5日から8日にかけて大雪に警戒を 今季最強寒波襲来 「ドカ雪」の可能性も

2025年2月4日 18:24
山形県内5日から8日にかけて大雪に警戒を 今季最強寒波襲来 「ドカ雪」の可能性も

今シーズン一番の寒気が日本列島に流れ込む影響で、庄内では5日未明から昼前にかけて暴風雪や高波に警戒が必要です。また県内では、5日から週末の8日にかけて、警報級の大雪となる可能性があります。

発達中の低気圧が日本海を北上している影響で本州付近は強い冬型の気圧配置が週末の8日ごろまで続く見込みです。庄内の海上には現在、暴風雪・波浪警報が出ています。
庄内で5日に予想される最大瞬間風速は陸上・海上ともに30メートルです。また県内では5日から警報級の大雪となる可能性も見込まれています。5日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で山沿いが60センチ、平地は内陸が40センチ庄内が30センチとなっています。
JR羽越線では5日、新潟ー秋田間で特急いなほを上下合わせて2本運休することにしています。一方、山形新幹線は通常運転を予定していますが、午後6時以降遅れや運休が発生する可能性があるとしています。
こうした中、県は4日午後、大雪に関する対策会議を開き、今後の見通しなどを共有しました。

県防災危機管理課 木島一彦課長補佐「長期間になるということでそれだけ警戒態勢をしっかり取らなければいけない全てが連携して対応できるように関係機関で情報を共有していきたい」

山形地方気象台によりますと、大雪は5日午後、一旦ピークを迎えますが、その後も上空に強い寒気が流れ込み6日から7日にかけては「ドカ雪」をもたらすことで知られる、日本海寒帯気団収束帯・JPCZが東北南部まで北上し、大雪となる可能性があるということです。

最終更新日:2025年2月4日 19:44