山形県を代表する秋の果物、ラ・フランスの収穫を前に27日、東根市で実の出来具合などを確認する立木審査会が開かれました。

生産量日本一を誇る山形の秋の味覚、ラ・フランス。県内で最も生産が盛んな東根市で27日、若手生産者の栽培技術の向上を図る立木審査会が開かれました。
地元の果樹研究連合会のメンバーが参加し、ことしは市内6つの地区から選ばれた合わせて10の園地が審査対象です。
農協や生産者などおよそ30人が園地を訪れ、果実の大きさや色づきなど10項目を確認しました。
ことしは、春先の霜被害や夏に雨が少なかった影響で実の大きさは例年より小ぶりですが、日照時間が長かったため味や品質は上々だということです。
東根市のラ・フランスは10月中旬に収穫のピークを迎えます。ことしの販売開始時期は10月2日に決まります。