英語学べるゲームの制作やAI使ったラーメン紹介…高校生がデジタル技術研究の成果を発表 山形県
デジタルに強い人材を山形県内で育成しようと、高校生によるデジタル技術を活用した研究の発表会が12日、山形市で開かれました。
発表「私たち5人には英語に苦手意識があるという共通点があります。小学生のうちから楽しく英語を学習することで早い段階で基礎知識が習得でき、英語力が向上できると考え、(ゲームアプリを)開発しました」。
この発表会は、山形県内の産学官と金融機関の44団体からなる「5G・IoT・AIコンソーシアム」が初めて開いたものです。参加したのは工業科や情報科がある高校10校です。「デジタル技術の活用」をテーマに、英語が学べるゲームの制作や対話型人工知能を使った地元のラーメン紹介、畑の作物の成長をスマートフォンなどから確認することができる装置の開発など生徒たちが研究成果を発表しました。
発表「VRは多岐にわたる応用が可能であり、私たちのチームはVRを活用して米沢工業高校の校舎を仮想世界に再現するというアイデアに至りました。VRを使えば写真では感じられない校舎のスケールや細部を360度の視点で体感できる」。