挑戦することが大切 ボクシングでパリ五輪出場の岡沢セオン選手が母校で後輩たちにエール
ボクシング日本代表としてパリオリンピックに出場した、山形市出身の岡沢セオン選手が母校の日大山形高校を訪問し、後輩たちにエールを送りました。
拍手で母校に迎えられた岡沢セオン選手。在校生を前にボクシングとの出合い、そして、オリンピック出場までの道のりを語りました。
ボクシング日本代表 岡沢セオン選手「ボクシングは先輩に誘われて入り全然やりたくなかったが、顧問の先生(祐平先生)がボクシングの楽しさを教えてくれた。あの時本当にボクシングをしてなかったら、どんな人生だったのだろうなと思う。みんなの才能もどこにあるか分からない」
岡沢セオン選手は、ことし7月に開かれたパリオリンピックでボクシング男子71キロ級に日本代表として出場。初戦敗退を喫しましたが、挑戦する大切さを訴えました。
ボクシング日本代表 岡沢セオン選手「目標にたどり着けなくてもその過程に何か意味があると伝えたかった。結果が出るか出ないか恐れて挑戦できない人も多いと思う。結果が出なくても絶対返ってくるものがある」
続いて生徒たちの前でミット打ちやスパーリングを披露しました。
生徒「イメージ通り気さくな人で自分たちのお手本のような先輩」
「日大の同じ特進の先輩としても、同じ附属中出身としても、大きい背中の先輩がいて見習って頑張らなきゃと思った」
今回の帰省は休養も兼ねています。4年後のオリンピック出場について質問が及ぶとー。
「今は何も考えていない。今のこの時間で考えてしっかり自分が納得いく選択をして、もし次の五輪を目指すのであれば、応援してもらえるように頑張りたい」
岡沢選手は、久しぶりに訪れた母校の生徒たちと交流を終始リラックスした様子で、楽しんでいました。