「ブドウの出来は例年以上」ワイン産地・勝沼のワイナリーで仕込み作業始まる 山梨・甲州市
ワインの産地・甲州市勝沼町のワイナリーで28日、ワインの仕込み作業が始まりました。
仕込み作業が始まったのは「シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー」です。
28日は作業の前に仕込み式が行われ、従業員の安全とともに質の良いワインができるように祈願しました。
仕込み作業では収穫した甲州ブドウ約4.5トンを機械にかけ、果汁を絞っていきました。
今年のブドウの出来は例年以上で、上質なワインが期待できるということです。
シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー 小林弘憲 ゼネラルマネージャー
「梅雨明け以降、連日猛暑日が続いたが、その影響で雨が非常に少ない状況で、ここまでは天候に恵まれて糖度の高いブドウが収穫できている例年以上にいい年になるのではないかと期待しています」
ワイナリーでは11月上旬ごろまでに約560トンのワインを仕込む予定で、出来上がったワインは来年の春ごろに販売されます。