河口湖で水位低下 湖岸と浮島が地続きに ボート業者は頭抱える 山梨県
ゴールデンウィークを前に富士山の麓の河口湖では水位が大幅に低下していて、湖岸と「六角堂」のある浮島が地続きになっています。
この影響で湖畔のボート業者は稼働するボートの数を減らさざるをえず、「売り上げの減少につながる」と頭を抱えています。
県などによりますと、冬場に雨や雪などの降水量が少なかったことなどから河口湖は現在、基準水位を2・97m下回っています。
3月下旬には湖岸と「六角堂」のある浮島が陸続きとなりました。
河口湖ボートハウス 大町悦章さん
「通常だとここが(桟橋の)足場です。おととしみたいに増水時は、ここが足場になる」
湖畔のボートハウスでは湖の水位の低下で スワンボートや釣り用のボートを桟橋付近に寄せられず、稼働するボートの数を通常より減らしています。
ゴールデンウィークまでにある程度、水位が回復しなければ「大幅な売り上げの減少につながる」と頭を抱えています。
河口湖ボートハウス 大町悦章さん
「コロナ禍では自粛や自粛ムードで、そのへこみをこれから取り返そうと、意気揚々としていたところ(水位が)このような感じでどうしようもないので。誰がどうやっても神様次第なのでしょうがない」
こうした中、河口湖北岸の寺川と奥川では 、ようやく産卵に向かうワカサギの遡上が始まりました。
早ければ2月下旬に始まるワカサギの遡上ですが、今年は湖の水位低下などが影響したとみられ、例年よりも大幅に遅れていました。
17日の奥川では体長約7センチのワカサギの群れが、流れに逆らって上流を目指す姿が確認できました。
河口湖漁業協同組合 古屋和雄 組合長
「(遡上が)遅れていたので一安心。なるべく多く卵化してワカサギが成長し、楽しい釣りができればと思っている」
ワカサギの遡上は来月まで続くということです。
県によりますと、河口湖の水位が基準を下回った状態は梅雨を迎える6月ごろまで続きそうです。
この影響で湖畔のボート業者は稼働するボートの数を減らさざるをえず、「売り上げの減少につながる」と頭を抱えています。
県などによりますと、冬場に雨や雪などの降水量が少なかったことなどから河口湖は現在、基準水位を2・97m下回っています。
3月下旬には湖岸と「六角堂」のある浮島が陸続きとなりました。
河口湖ボートハウス 大町悦章さん
「通常だとここが(桟橋の)足場です。おととしみたいに増水時は、ここが足場になる」
湖畔のボートハウスでは湖の水位の低下で スワンボートや釣り用のボートを桟橋付近に寄せられず、稼働するボートの数を通常より減らしています。
ゴールデンウィークまでにある程度、水位が回復しなければ「大幅な売り上げの減少につながる」と頭を抱えています。
河口湖ボートハウス 大町悦章さん
「コロナ禍では自粛や自粛ムードで、そのへこみをこれから取り返そうと、意気揚々としていたところ(水位が)このような感じでどうしようもないので。誰がどうやっても神様次第なのでしょうがない」
こうした中、河口湖北岸の寺川と奥川では 、ようやく産卵に向かうワカサギの遡上が始まりました。
早ければ2月下旬に始まるワカサギの遡上ですが、今年は湖の水位低下などが影響したとみられ、例年よりも大幅に遅れていました。
17日の奥川では体長約7センチのワカサギの群れが、流れに逆らって上流を目指す姿が確認できました。
河口湖漁業協同組合 古屋和雄 組合長
「(遡上が)遅れていたので一安心。なるべく多く卵化してワカサギが成長し、楽しい釣りができればと思っている」
ワカサギの遡上は来月まで続くということです。
県によりますと、河口湖の水位が基準を下回った状態は梅雨を迎える6月ごろまで続きそうです。