狩猟用わなでけが 県内でネコの保護相次ぐ 去年から少なくとも7匹確認 山梨県
山梨県内で2022年以降、市街地に仕掛けられた狩猟用のわなによって、けがをしたネコが相次いで保護されています。
こちらのネコは、今年5月に昭和町内の住宅地で片足がない状態で発見されました。その後、動物病院で治療し、野良猫を減らすためのボランティア団体「ねこともやまなし」に保護されました。「ねこともやまなし」によりますと、けがをしたネコは2022年以降、昭和町と中央市で少なくとも7匹確認されているといいます。
警察は、ネコのけがは何者かが仕掛けた狩猟用のわな「トラバサミ」などによるものとし、被害が確認された地域で1日、自治体と連携してパトロールを行いました。
警察は、今回のネコの負傷に関して、動物愛護管理法違反として捜査をしています。
また、狩猟用のわなは許可無く設置しただけでも、鳥獣保護管理法などに違反する可能性があるとしています。