高校生がジュエリー産業学ぶ「継承者は?」 課題や魅力“取材”しSNSで発信 山梨
塩山高校の生徒が10日、山梨の地場産業であるジュエリーの製造過程を見学し、業界への理解を深めました。
今回の会社見学は高校の課題研究授業の一環としてジュエリー製造業の石友で行われました。商業科の3年生5人が参加し、職人による研磨や検品など製造過程を見学したほか、完成したジュエリーを実際に手に取り実物のデザインを確認しました。また、ジュエリー産業の疑問や課題について、 会社の担当者にインタビューを行いました。
高校生
「職人技を継承していく人が足りてますか?」
会社の担当者
「職人さん自体全体の人口が減っているので、継承できる人がまず足りていない」
生徒たちは熱心にメモをとり、業界への理解を深めました。
参加した高校生は
「職人さんたちの細かな手作業だったりとか、作っていく上で一番重視していることなどを分かりやすくSNSで発信できたらといいな思います」
石友 向山孝明 社長
「高校生がジュエリー業界に目を向けてそういうことを外に発信するということはジュエリー業界にとっても大いにプラスになるので、ぜひとも一緒にジュエリー業界を盛り上げたい」
生徒たちは内容をまとめて商業科のSNSアカウントに投稿し、産業の魅力や課題を発信するということです。