富士吉田市が自動運転電気バスの実証実験へ 関係者向けの試乗会 山梨県
富士吉田市や富士急行が進める自動運転電気バスの実証実験開始を前に、市内で20日、関係者向けに試乗会が行われました。
車両は全長4.7メートル、定員は11人でGPS機能と3Dマップが備えられ、事前に設定した目的地やルート、走行速度で自動走行します。
時速20キロほどで走行し、走行中に車が障害物や歩行者を検知すると、アラームが鳴った後に減速する仕組みです。
現在の車両は自動運転レベル2で、乗務員が常駐し、交差点や緊急時には手動運転に切り替えながら走行します。
実証実験は21日から11月10日まで、コースは富士急行線の下吉田駅から旧外川家住宅を結ぶ片道2.1キロで、市在住者は事前予約すると乗車が可能です。
市は2025年度の実用開始を目指しています。