コストコなどの新産業拠点エリア 南アルプス市で高校生が活用策をプレゼン 山梨県
南アルプス市に計画されているコストコなど新たな産業拠点エリアの活用策を地元の高校生が市長へプレゼンです。発表会では自然や特産を活かした魅力発信のアイデアが披露されました。
地元の巨摩高校では、去年9月から1年生の授業で新たな産業拠点の活用方法についてアイデアをまとめていて、7日、金丸市長やJA近隣の企業関係者らを前に披露しました。
コストコで買った食材でバーべキューができるキャンプ場や、特産の果物を使ったアイスを販売し再び旬の時期に訪れてもらうなど、長期滞在・リピーターの増加を促す企画が提案されました。
南アルプス市 金丸一元市長
「われわれが真剣に考えてきたことを同じレベル新鮮な目で見てもらって本当にありがたい。非常に勇気づけられた」
南アルプス市は「今回の提案を参考に整備を進めたい」としています。
中部横断道の南アルプスIC周辺では再開発事業が進められていて、6月下旬には飲食店などのテナントを構える「地域交流エリア」、来年春には会員制の大型スーパー「コストコ」の開業が予定されています。