全国初 虐待対応の専門課程開設 「社会の期待に応えたい」 県立大大学院 山梨県
児童虐待を専門的に学ぶ全国初の研究課程が3日、県立大の大学院に開設され、1期生6人が入学しました。
新たに開設された「人間福祉学研究課」は児童虐待の防止や早期対応につなげるため、児童相談所や保育所で虐待に専門的に対応できる人材の養成を目指すものです。
開設式で早川正幸学長は「社会の大きな期待に応えたい」とあいさつし、校舎の入り口に看板を設置しました。
学生は
「山梨県の児童の福祉に少しでも、子どもたちに還元していけるような学びを深められたらいいなと思います」
1期生は6人で今後2年間、夜間や週末の実習も交えて学び、ソーシャルワーカーなどの資格を取得します。