山梨学院大女子サッカー部 関東リーグ初制覇
関東大学女子サッカーリーグ戦1部に参加する山梨学院大の初優勝が15日、決まりました。
山梨学院大は14日、第20節として神奈川大との一戦に臨みましたが、開始直後にPKの判定を受け、先制を許します。
それでも動揺しないのが今季のチームの強さ。前半終了間際、1年生ストライカーの伊藤琴音がPKを獲得。自ら決め、今季17点目のゴールで同点とします。
さらに後半7分、磨いてきたボールポゼッションから相手を完全に崩し切ると、MF山田歩美(1年)が決勝点。2-1でリーグ戦初制覇を大きく手繰り寄せる勝ち点3を手にしました。
甲斐碧海主将は「先制されてしまったが、焦ることなく自分たちのサッカーを続けた。チャンスも多く作れ、前回対戦で負けていた相手に勝ててよかった」と振り返りました。
そして15日、2位の帝京平成大が敗れたため、2試合を残して勝ち点差は7となり、山梨学院大の関東リーグ戦初優勝が決定。昨季は準優勝に終わり、今季は悲願の初優勝を狙う全日本大学女子サッカー選手権大会に向け、弾みを付けました。