国際大会で躍動!90歳の現役テニスプレイヤー 競技歴80年の「レジェンド」山梨
シニアテニスの国際大会が2日開かれ、甲斐市の90歳の現役選手が熱いプレーを見せてくれました。
吉岡キャスター
「北杜市でテニスの国際大会が開かれているということでやってきましたが、こちらの輿石一麿さんはなんと現在90歳なんです!」
甲斐市在住の輿石一麿さんは国体にも出場した父・正一さんの勧めでテニスを始め、競技歴は約80年!現役選手として、国際テニス連盟公認の大会に出場しています。今回は90歳以上の部に挑戦し、世界ランキング8位の三重県の強豪選手との決勝に臨みました。
第1セットは相手選手の巧みなコースの打ち分けに翻弄され、セットを奪われます。
吉岡キャスター
「会場には輿石さんのテニス仲間が応援に駆けつけています!」観客「がんばれ~」
輿石さんのテニス仲間は
「みんながマネしたいプレーヤー。レジェンドですから学ぶことばかり。(Q応援Tシャツも似合っていますね?)みんな気合入れましたよ。バッチリ」
声援を受けた輿石さんはその後、鋭いサービスエースや長いラリー戦を制すなど、巻き返しを図ります。しかし、反撃もここまで…今大会は準優勝となりました。
試合直後の輿石一麿さん(90)
「(相手選手に向かい)一生ライバルだよ。(Q試合どうでした?)くたびれた。いいところもあるんだけど、ちょっと振り回されるともう追いつかん」
現在、世界ランキング18位の輿石さんは今大会の準優勝を受け、順位を大幅に上げる予定だということです。
輿石一麿さん(90)
「きょうは応援も多かったし幸せという感じ。テニスのおかげで体も悪いことはない(Q何歳までテニスをやりたい?)95、96歳までやりたいなと思う」