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全国高校サッカー選手権山梨県大会 決勝カードは日本航空-帝京第三に

2023年11月5日 15:16
全国高校サッカー選手権山梨県大会 決勝カードは日本航空-帝京第三に
日本航空が山梨学院に競り勝つ
全国高校サッカー選手権山梨県大会は5日、甲府市の「JIT リサイクルインク スタジアム」で準決勝を実施。第4シードの日本航空が全国選手権2度の優勝経験を持つ第1シード・山梨学院を1-0で下し、3年ぶりの決勝進出。前回の県大会で準優勝した第2シード・帝京第三は東海大甲府に3-0で勝ち、2年連続で決勝に進みました。

第1試合は、日本航空が主将のDF羽田凌太朗(3年)を中心に堅守を発揮。両チーム無得点のまま迎えた後半36分、ロングスローのチャンスをつかむと、ゴール前に詰めていたDF畔栁瑛太(3年)がシュート。弾かれて混戦となりましたが、こぼれたところを左足で押し込み、ゴールネットを揺らしました。山梨学院は終盤まで好機を作りましたが、4年ぶりに決勝進出を逃しました。

第2試合は前半、帝京第三が主導権を握るものの、東海大甲府もセットプレーから応戦します。試合が動いたのは後半15分。帝京第三はゴール前にボールを放り込むと、FW遊佐凜太朗(3年)が蹴り込んで先制。さらに21分、MF朝比奈漱(2年)がミドルシュートを突き刺すと、32分にはFW櫻井元舟(3年)がスルーパスに抜け出し、ダメ押しゴールを挙げました。東海大甲府はGK田川直樹(2年)がPKストップを見せましたが、帝京第三の猛攻を抑えきれませんでした。

日本航空は5年ぶり3回目、帝京第三は8年ぶり11回目の代表切符を目指します。決勝は11日に「JIT リサイクルインク スタジアム」で行われます。

【準決勝】
日本航空 1-0 山梨学院
帝京第三 3-0 東海大甲府
山梨放送