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甲府 J2屈指の攻撃陣構築へ 外国籍の新戦力コンビが存在感 山梨県

2024年1月31日 19:18
甲府 J2屈指の攻撃陣構築へ 外国籍の新戦力コンビが存在感 山梨県
今季最初の公式戦となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ノックアウトステージラウンド16(決勝トーナメント1回戦)まで2週間。2次キャンプを展開する宮崎県綾町でJ2・ヴァンフォーレ甲府のチーム作りは着々と進んでいますが、外国籍の新戦力2人もコンディションを上げています。

コロンビア出身ストライカー、FWファビアン・ゴンザレス選手(31)は、現在J1のジュビロ磐田で昨季までプレー。抜群のスピードを生かし、キャンプのトレーニングマッチでは3ゴール。前線の守備でも存在感を見せています。

ファビアン・ゴンザレス選手

「監督に切り替えの速さを求められている。攻撃でも守備でも切り替えの速さを意識しながらやっていきたい」

ブラジル出身のMFアダイウトン選手(33)は、磐田やFC東京に所属。J1では8年プレーし、通算54得点を挙げたサイドアタッカー。30日に行われたJ3岐阜とのトレーニングマッチでは左サイドハーフで起用され、前線に正確なパスを供給し、チャンスを演出しました。同サイドのMF荒木翔選手(28)との連係も深めていて、左サイドからの攻撃が大きな武器となりそうです。

アダイウトン選手

「コンディションは70~80%ぐらい。まずは守備のところでポジショニングをしっかりとるところを改善し、攻撃はスプリントを意識しながら速いカウンターをイメージし、100%にもっていきたい」

荒木選手

「(アダイウトン選手は)1対1、1対2でも彼なら突破できると思っている。彼の強みを自分たちの強みにしたい。彼の良さをもっと引き出せるように、まだまだ引き出し切れてない部分がたくさんあると思うので、コンビネーションや連係を高めていきたい」

エースのFWピーター・ウタカ選手(39)らも加え、超強力攻撃陣の構築が進む甲府。31日の練習は選手の疲労を考慮し、回復を重視した軽めのメニューとなりました。キャンプ最終日の2月2日には、J1・鹿島アントラーズとのトレーニングマッチが組まれています。

山梨放送