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「3点以上取る」「必ずやり返す」 甲府イレブン ACL次戦へ決意 山梨県

2024年2月15日 23:01
「3点以上取る」「必ずやり返す」 甲府イレブン ACL次戦へ決意 山梨県
サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は15日夜、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ノックアウトステージラウンド16(決勝トーナメント1回戦)第1戦に臨み、蔚山現代FC(韓国)と対戦。0-3の完敗を喫しましたが、試合後に取材に応じた選手たちは、東京・国立競技場をホームにした21日の第2戦を見据え、前を向きました。

DF関口正大主将

「(試合の)入り自体は悪くなかったと思うが、結果的に得点を奪えず、3失点で負けたところは非常に良くなかった」
「前から自分たちが(プレスに)行ったときに、どうしても剥がされてしまうシーンは、もちろんどの試合でもあるが、スピードに乗った相手に対し、止めきれなかった。相手のカウンターに対しての守備がうまくできなかった。そこでしっかり仕留めてくるレベルの高さ、最後の質は、見習わなければいけない点だと思った」

「チャンスの数自体は(蔚山と)変わらなかったと思うが、仕留めるとか、全員で体を張って守るとか、最後の質がこういう結果になった」

「(試合が)終わった後のロッカールームで篠田監督からもあったが、僕たちが諦めることはない。きょうもこれだけのファン・サポーターの方が来てくれた中で、こういう試合をしてしまったという責任はもちろん感じている。国立に、日本に戻って、こういう試合はできない。時間はないが、シーズンも始まったばかりなので、しっかりみんなでコミュニケーションをとって、より良い方向に向いていけたらいい」

FW三平和司選手

「(試合の)入りは結構良く、多分みんな手応え感じて『やれるぞ』と思ったが、失点してしまい、そこから流れが崩れてしまった。自分たちにもチャンスはあったし、そこでしっかり決め切れていればもっと違う展開になっていたと思う。ホームではしっかりやり返したい」

「最初はちょっとピッチが難しいと思ったが、それで恐れすぎて、みんなボールが長くなり、相手がボールを保持する時間が長くなっていた。もっと落ち着いて、自信を持ってつなげばよかった」

「(蔚山が)どんな感じかは分かった。もう僕たちは勝つしかない。アグレッシブに攻めていきたい。たくさんのサポーターが来てくれると思うので、恥じないプレーをして勝ちたい」

「怖がらずにつなぐところはつないで、自分たちがボールを持つときはしっかり持つ時間を作らないと。押し込まれて、力でねじ込まれて、というふうになってしまう。(2失点目につながった)PKは(守備として)本当にいい対応をしていたと思う。悔しいが、結局3対0で負けているので、その悔しさをしっかり次の試合に生かせるように、3点以上取って勝てるように頑張りたい」

MF木村卓斗選手

「サポーターの皆さんが来てくれたのは本当に力になった。 最初の決定機を決めていれば、どうなっていたか分からない試合展開。本当にサポーターの方に勝利を届けたかったが、結果的に負けてしまった。全く歯が立たない訳でもなく、自分たちが狙っていることだったり、やろうとしたことを出せたところもあった。ホーム国立でしっかり借りを返せるように頑張っていきたい」

「結構押し込まれた展開で、自陣でプレーする、守備をすることが多く、ファーストディフェンスとその次をはめていく作業はできた部分もあったが、剥がされて、ゴール前まで行って、実際失点もしているので、そこはボランチの僕がコミュニケーションをしっかり前の選手ととって、連動して、ボールをサイドに誘導して奪えるようにやっていきたい」

「交代枠を(全て)使って、自分が足をつってしまい、チームに迷惑をかけてしまった。そこは自分の実力をしっかり見つめ直し、鍛えていかないといけない。個人的にパスミスもあった。うまく攻撃できなかった部分もあったので、そこは切り替え、次の試合で必ずやり返し、ホームで勝てるように頑張りたい」

山梨放送