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甲府・篠田監督「コンパクトな守備とダイナミックな動きを」 あすJ2勢初のACL決勝T 山梨県

2024年2月14日 19:32
甲府・篠田監督「コンパクトな守備とダイナミックな動きを」 あすJ2勢初のACL決勝T 山梨県
サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ノックアウトステージラウンド16(決勝トーナメント1回戦)を翌日に控え、ヴァンフォーレ甲府の篠田善之監督とDF関口正大主将が14日、試合会場の韓国・蔚山文殊フットボールスタジアムで記者会見に臨みました。

篠田監督は「今年初めての公式戦だが、チームが始動してからこのゲームに向けて準備を着々と進めてきた。大きなけが人がなく、全員がこのゲームに向けて準備できた。アウェーの遠い地に足を運ぶ大変さも含めながら、あすのゲームを迎えたい。このゲームに全てを懸けれるように一丸となって戦っていきたい」と力強く決意。

対戦する蔚山現代FCについては「非常に強いチーム。守備だけでなく、攻守で非常にまとまりがあり、チームとしても個人としても、非常にレベルの高い選手がそろう」と警戒。「自由にさせないよう、コンパクトな守備とダイナミックな動きが相手を崩す一つのポイントになる。慎重になりすぎず、チャレンジャーの精神で彼らに向かっていきたい」と対策の一端をのぞかせました。

ここまでのトレーニングについては「重点的に選手たちに求めたことは攻守の切り替え。ここの部分は昨季以上のパフォーマンスを見せたい。アタックも、起点となる選手を中心に、自分たちがいかに素早く追い越していくか、サポートできるかをやった。守備は引き続きコンパクトに(やること)、マークの受け渡しについてみんなに求めた」と話しました。

関口主将も新体制始動時を振り返り、「(昨季から)選手が変わったし、まずはしっかりコミュニケーションをとるところからキャンプがスタートした。そこから短い期間だがみんなで話を進め、篠田監督がやってきたこと、昨季やってきたことを、理解してる選手が多い中でしっかりほかの選手に伝えることはできた。それをあすのピッチ内で発揮し、勝利という結果に結びつけたい」と話しました。

勝利のポイントについては「昨季もやってきた、先制点を取られない、自分たちが先制点を取るところは、 変わらずに今季もやっていきたい。それをしなければ結果もついてこない。ACLグループステージを突破できた要因として、チャレンジャーというところを自覚し、どんな相手にも屈せずに戦う姿が結果に結びついた。チャレンジャーというところを忘れず、今自分たちがしなければいけないことを100%、しっかりピッチの中で表現することが大事」と語りました。

蔚山戦とのラウンド16はホーム&アウェーで実施。第1戦は15日午後7時にキックオフされます。第2戦は東京・国立競技場で21日に行われます。
山梨放送