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「手取り増やすからね」どう実現?政局のカギ握る国民民主党 立憲・公明と会談、自民とは政策協議入り

2024年11月1日 17:15
「手取り増やすからね」どう実現?政局のカギ握る国民民主党 立憲・公明と会談、自民とは政策協議入り

 今回の衆院選で躍進した国民民主党。今後の政局のカギを握るといわれ、与党や立憲民主党、日本維新の会などとの関わりが注目されます。

 玉木雄一郎代表が、衆院選で繰り返し訴えたのは…

 玉木代表
「手取り増やすからね」
「転職したけど手取り増えないなぁ」
 玉木代表
「大丈夫!手取り増やすからね」

 これをどう実現するのか。

 玉木代表
「大丈夫、手取り増やすからね」

 昨日(31日)、自民党と政策協議入りで合意した後、会見に臨んだ国民民主党の玉木雄一郎代表。

 国民民主党・玉木雄一郎 代表
「(自公で)過半数届いていないわけですから、予算も通らない、法律も通らない」
「『減税』や『社会保険料の軽減』、『ガソリン値下げ』『電気代値下げ』。できないのであれば、それ相応の対応」

 政権運営のために国民民主党の協力を得ようとする自民党。その与党とは、一定の距離を保ちつつ、重視する政策の実現に向けた動きを本格化させています。

 1日、立憲民主党と公明党の幹事長らと立て続けに会談を行った国民民主党。“部分連合”と報道されていることについては。

 国民民主党・榛葉 幹事長
「(与党との)“部分連合”という言葉が出るけど、そんな言葉聞いたことないよ。各党と等距離でやってますから」

 立憲民主党の野田代表は、与党が過半数割れになったことを踏まえ、厳しく対応すべきと国民民主党をけん制しました。

 立憲民主党・野田 代表
「押さえなきゃいけないのは、(衆院選の結果は)自公政権に対してノーという民意だったと。それを踏まえて、どうやって各党が対応するのか、基本を押さえながら化学反応を起こしていかなければいけないのではないか」

 「年収103万円の壁」の引き上げなど、重視する政策を与党に突き付ける国民民主党。個別の政策を自民党がどこまで受け入れるのかが今後の焦点です。

最終更新日:2024年11月1日 17:15