【速報】維新・馬場代表「早急に代表選をやりたい」衆院選“惨敗”で11月下旬~12月上旬に実施か 規約や日程考慮し「首班指名は『馬場伸幸』と書いてもらう」
日本維新の会は、31日午後、常任役員会を開き、終了後、馬場代表は「早急に代表選をやりたい」と語りました。代表選を行う場合は、11月下旬~12月上旬になる見込みだということです。
27日に行われた衆院選では、維新は、大阪の19の小選挙区は全勝したものの、大阪以外の小選挙区で獲得できた議席は4議席にとどまったほか、比例票は前回より約300万票減少し、公示前に44あった議席は38議席に後退しました。
この結果を受け、党内からは馬場代表や藤田幹事長の辞任や代表選を求める声があがっていました。大阪府知事を務める吉村共同代表も「全国的に見れば野党一人負けの状況で、僕は代表選を実施すべき」と語っていました。
31日午後5時ごろから大阪市内で行われた維新の常任役員会の冒頭で、馬場代表は「勝ったか負けたかと聞かれれば負けたというふうに思います。そのことについては全て私の責任であると感じています」と述べました。
終了後、藤田幹事長は、「代表選をやることは執行役員の総意。私や馬場代表も責任は感じている」と話す一方、維新の規約上、代表選を行うかどうかは執行部では決められず、特別党員に諮る必要があることから、実務的な日程を考慮した場合は「11月下旬~12月上旬になる見込み」で、12月1日が候補であることを明かしました。
馬場代表は「国会はいきなり首班指名が行われ、臨時国会が行われる。首班指名では『馬場伸幸』と書いてもらう」と説明しました。また、衆院選で落選した音喜多政調会長は辞任する意向を示し、了承されたということです。