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学童保育のプールで小1男子が溺れ死亡 在宅起訴の元園長「命を守るための対策を一切していなかった」

2024年9月11日 19:33
学童保育のプールで小1男子が溺れ死亡 在宅起訴の元園長「命を守るための対策を一切していなかった」

 滋賀県長浜市のプールで、小学生がおぼれて死亡した事故で、学童保育の責任者だった男が在宅起訴されていたことがわかりました。

 業務上過失致死の罪で在宅起訴されたのは、滋賀県長浜市の「キッズパーク放課後児童クラブ」の元園長、大谷琢央(たくお)被告(50)です。

 起訴状によりますと、大谷被告は去年7月、児童の泳ぐ能力を事前に確認しなかったほか、プールを監視するなどの注意義務を怠り、小学1年生の男の子が溺れていることに気付かず、死亡させた罪に問われています。

 大津地検は大谷被告の認否を明らかにしていませんが、警察の調べに対し、大谷被告は「児童の命を守るための対策を一切していなかった」などと話していました。

 事故があった学童保育所では、この事故以降、児童のプールでの遊泳は行っていないということです。