大阪メトロが大阪市内初“自動運転”バス運行開始 初便はシステムエラーで有人運行も2便以降は「レベル2」で運行
大阪メトロは、大阪市内を走る路線バスでは初めてとなる、自動運転による運行を開始しました。
10日から自動運転バスの運行を始めたのは、京橋駅前を起点に大阪城周辺をまわるルートと、京橋駅前と森ノ宮を直通する2つのルートです。
このバスは、ハンドル操作などが部分的に自動化されるいわゆる「レベル2」の自動運転で、大阪メトロが有料で客を乗せて運行するのは初めてです。
この日の「第1便」は、システムエラーの影響で急きょ、運転士がハンドル操作を行いましたが、午前10時すぎの「第2便」以降は、無事、自動運転がスタートしました。
大阪メトロは、2025年の大阪・関西万博で会場と周辺の駐車場を結ぶバスの自動運転化を目指していて、大阪城周辺での運行を通じて、実証実験を重ねていく方針です。