【兵庫県知事選】候補者の横顔③前知事・斎藤元彦氏(46)「自分の進んできた方向は間違ってない」
11月17日に投開票が行われる兵庫県知事選は、過去最多の7人の候補者が立候補し、県議会の不信任決議により失職した前知事に、国会議員・市長経験者ら6人の新人が挑む構図となりました。17日の選挙戦の火ぶたが切られる中、それぞれの候補者が届け出後に街頭で訴えた演説内容と、候補者の略歴を紹介します。
■立候補後の第一声(10月31日 神戸・元町きらら広場にて)
前兵庫県知事・斎藤元彦氏
「今回の問題で、県民の皆さんに多くのご心配をおかけして申し訳ありません。私自身、しっかりと自分のことを見つめ直すことも必要。職員や県議会との関係をもっともっと丁寧にし、反省すべきは反省し、改めるべきことはしっかり改めていく」
「多くの県民の皆さんのご負託をいただいて知事に就任し、この3年間、全力で私心なく取り組んできた。県立大学の授業料の無償化はようやく今年からスタートをし、これを国に訴えて、全国に広げていく。自分の進んできた方向は間違っていない。改革はまだまだ道半ばで、時代に合わない予算を見直し、県民の皆さんのための県政をしなければならない」
■候補者の略歴
斎藤元彦(さいとう・もとひこ)46歳 (※投票日時点では47歳)
①無所属・前
②出身地:兵庫県神戸市
③経歴:2002年東京大経済学部卒、元総務省官僚
④首長・議員歴:2021年~兵庫県知事
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11月17日投開票の兵庫知事選には、届け出順で、前参院議員の清水貴之氏(50)、前尼崎市長の稲村和美氏(51)、前兵庫県知事の斎藤元彦氏(46)、共産の推薦を受ける医師の大沢芳清氏(61)、会社経営の福本繁幸氏(58)、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)、会社経営の木島洋嗣氏(49)の7人が立候補しています。