【ついに】京野菜「九条ねぎ」盗んだ疑いで農家の27歳男を逮捕 久御山町周辺で窃盗相次ぎ関連を捜査
京都府久御山町のねぎ畑で「九条ねぎ」約216キロを盗んだとして、27歳の農家の男が逮捕されました。付近では「九条ねぎ」の窃盗事件が相次いでいて、警察が関連を調べています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区の農家・山本英雄容疑者（27）で、警察によりますと、8月30日から9月1日にかけて、久御山町にあるねぎ畑で栽培されていた「九条ねぎ」約216キロ（約19万4400円相当）を盗んだ疑いがもたれています。畑の所有者が、3日、「ねぎがとられているので現場を見に来てほしい」と、警察に通報し、発覚。周辺の防犯カメラには、ねぎを刈る不審な人物の姿が映っていたということです。山本容疑者の車からは、ねぎを刈るのに使ったとみられる鎌4本やカゴ22個、手袋やライトなどが見つかっています。
山本容疑者自身も仕事で九条ねぎを生産していたということで、警察の調べに対し、「ねぎを盗んだことに間違いありません」と容疑を認めています。
久御山町周辺では今年6月以降、九条ねぎを狙った窃盗被害が今回のものも含めて8件発生していて、被害は計3トン以上（総額約200万円）に及ぶということです。
警察は、他の窃盗事件も山本容疑者が関与している可能性があるとみて、捜査しています。
