【速報】世界遺産「姫路城」の入城料 市外の大人2~3倍に値上げ、18歳未満は一律無料へ 2026年春頃から
世界遺産・姫路城に入るための入城料について、姫路市が現行料金の2~3倍に引き上げる案をまとめたことがわかりました。
市の案では現在18歳以上が1000円の入城料を2000~3000円に値上げし、18歳未満は300円のところを無料にするとしていて、6日に市議会に提案されました。
また案には姫路市民が1000円程度で割安に入ることができる「市民向けの料金」を設定することや、2回分程度の料金で何度でも入城できる「年間パスポート」を設定する考えも盛り込まれています。
姫路城には2023年度 約45万人の外国人観光客が訪れていて、全体の入場者数の30%程度を占めていて、ことし6月、姫路市の清元市長が城の補修やオーバーツーリズムの対策として外国人観光客の料金をおよそ4倍に上げる考えを明かしていました。
入城料の改訂には条例の改正が必要で、来年3月の市議会で正式に決定した場合、約1年の周知期間を経て、早ければ2026年の春ごろから新料金が導入されるということです。