「家全体から火が出ている」女性市議宅が全焼、焼け跡から1人の遺体　小6長女行方不明　地下1階の石油ストーブが火元か　大阪・大東市

　11日未明、大阪府大東市の女性市議の自宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体がみつかりました。12歳の長女の行方がわからなくなっており消防などが確認を進めています。

　警察によりますと11日午前1時半ごろ、大東市の木造4階建ての民家で、「家全体から火が出ている」と近所の住民から通報がありました。

　約1時間半後に火はほぼ消し止められましたが、民家は全焼し、焼け跡から1人の遺体がみつかりました。この家に住む大東市の市議会議員、安田恵子さん（44）の、小学6年生の長女（12）の行方がわからなくなっていて、消防などが確認をすすめています。

　安田さんと15歳の二男が避難しようと2階から飛び降りてけがをし、病院に運ばれたということです。この家は、安田さんと子供3人の4人暮らしで、17歳の長男も逃げ出して無事でした。

　警察によりますと地下1階の石油ストーブが火元とみられるということです。

　同僚議員によりますと安田さんは、シングルマザーで子育てをする経験から教育環境の整備などを訴え、去年春の市議選でトップの得票数で初当選していました。