再選した兵庫・斎藤知事が初の"対外公務”で吉村知事と笑顔で"握手” 敗れた稲村陣営は刑事告訴へ "虚偽”通報でSNSアカウントが2度凍結と訴え
兵庫県の斎藤元彦知事が21日、再選後初めての対外的な公務の場で、大阪府の吉村洋文知事と笑顔で握手を交わしました。一方、選挙で敗れた稲村和美氏の陣営が、虚偽の通報でSNSのアカウントを凍結されたとして、警察に刑事告訴する方針を固めました。
大阪市内で行われた「関西広域連合」の会合には、今月17日の選挙で再選を果たした斎藤知事が姿を見せ、出席した知事や市長と挨拶をかわしました。
会合で斎藤知事は、阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えることに触れ、政府が検討している「防災庁」の拠点を関西にも置くよう要望していくことが重要との考えを示しました。
終了後には、会合に遅れて出席した大阪府の吉村知事が斎藤知事のもとに向かい、笑顔をみせながら、2度にわたって固く握手を交わしました。
兵庫県・斎藤元彦知事
「(吉村知事とは)これからも兵庫県と大阪府との連携は大事だと思いますので、一緒になって関西を盛り上げていこう という話をしました」
一方、選挙に敗れた稲村和美氏の陣営は、SNSのアカウントが選挙期間中、虚偽の通報により2度にわたって凍結され、選挙活動が妨害されたとして、22日、偽計業務妨害の疑いで警察に刑事告訴するということです。