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「メジャーの舞台で投げ合えてすごく楽しかった」菊池雄星VS千賀滉大 日本人対決は“先輩”の意地見せる

2023年6月5日 14:12
「メジャーの舞台で投げ合えてすごく楽しかった」菊池雄星VS千賀滉大 日本人対決は“先輩”の意地見せる
ブルージェイズ・菊池雄星投手(左)とメッツ・千賀滉大投手(右)【画像:AP/アフロ】
MLB ブルージェイズ6-4ニューヨーク・メッツ(日本時間5日、シティ・フィールド)

ブルージェイズの菊池雄星投手とメッツの千賀滉大投手の日本人対決が実現。菊池投手が先輩の意地を見せました。

初回は、両投手ともに四球でランナーを出しますが無失点で抑えます。

しかし2回、メジャー1年目の千賀投手は、先頭バッターから156キロのストレートで空振り三振を奪いますが、その後、四球とヒットから1、3塁のピンチを招きます。するとメリーフィールド選手にセンターへタイムリー2ベースを許し2点を失います。

さらに3回、ゲレーロ.Jr選手にホームランを浴びるなど、2回3分の2を4安打、5四球、4失点(自責点3)、3奪三振でマウンドを降りました。

一方、メジャー5年目の菊池投手はピンチを招くも要所を締める投球を見せます。

4点リードの3回にメッツ1番ファム選手にライトへのソロ本塁打を許しますが、4回は三者凡退で抑えます。5回には再びファム選手に、今度はレフトへの一発で1点を失い4対2と点差を詰め寄られますが、その後は追加点を与えませんでした。

菊池投手は5回を投げ切り4安打、1四球、2失点、8奪三振と、先輩の意地を見せてマウンドを降りました。

試合は、6回にメッツが4-4の同点に追いつき、千賀投手の『負け』を消しましたが、同時に菊池投手の『勝ち』も消えました。

試合は、ブルージェイズが7回に勝ち越し、勝利しています。

試合後、菊池投手は、千賀投手との投げ合いについて、「ダグアウトから見る景色が、よくこんな感じで日本でやってたなって、すごく懐かしく思った。こうやってメジャーの舞台で投げ合えてすごく楽しかったし、“150人”しかいない先発の中で僕らが回っているわけですから。それは当たり前のことではない思いますから、ありがたいなと思いながら投げていました」と振り返りました。

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