◇北京五輪・大会9日目(2月12日)、カーリング女子予選リーグ、日本8-7デンマーク

カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが、デンマークと対戦しました。

試合は第2エンドで日本が1点先制しますが、第3エンドに2点を取られ逆転されます。第4エンドに日本が2点を取り返してリードするも、第5エンドにデンマークに2点を奪われ、再び逆転を許す一進一退の展開が続きます。

なかなか試合を優位に進められない中、5-7の2点ビハインドで迎えた第10エンド。藤澤五月選手が投じた最終ショットがダブルテイクアウトを決め、3点を奪い逆転し、見事勝利を収めました。

これで予選リーグ2勝1敗となったロコ・ソラーレ。同日夜にはROC(ロシアオリンピック委員会)と対戦します。

試合後、スキップの藤澤選手は、「ミスもある試合だったのでそういったところをもう少し修正できるようにしっかり食べて、休んで、反省して、気持ち切り替えて臨みたいと思います」と次の試合への意気込みを語りました。

◆以下、試合後の各選手主なインタビュー

――しびれましたね？

リード吉田夕梨花選手
「そうですね。本当に最後よく、さっちゃん決めてくれたなと思います」

――全体的にさえたショットが多かったと思いますが、振り返ってどうですか？

セカンド鈴木夕湖選手
「3試合目ということで結構自分でも、昨日の投げの反省だったりを生かせたところはあったんですけど、大きいミスもしてしまったので、そういう大きいミスはあした以降はしないように、また調整していきたいと思います」

――最後にきょう一番の笑顔が見られましたね？

サード吉田知那美選手
「きょうはもう、デンマークのスキップの選手がすごくさえていたので、どれだけ形を作っても、ファインセーブされて我慢しなきゃ、我慢しなきゃいけないという展開が10エンドまで続いたので最後まで諦めなくて本当によかったと思っています」

――最後しびれました。どうでしたか？

スキップ藤澤五月選手
「でも同じショットをほかのエンドでも投げていましたし、あのショットはスキップのここぞというショットが大きいので、ああいうショットを投げるというのは大会始まる前からイメージして練習してきたのでその通り決まってよかったです」

――今夜ROCとの試合もあるがどういう試合にしたいか？

藤澤五月選手
「勝ちはしましたけど、やっぱりミスもある試合だったのでそういったところをもう少し修正できるようにしっかり食べて、休んで、反省して、気持ち切り替えて臨みたいと思います」