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「やりたい事は全部やる」カーリング女子 強豪カナダから今大会初勝利

2022年2月11日 21:02
「やりたい事は全部やる」カーリング女子 強豪カナダから今大会初勝利
強豪カナダを破り、北京五輪初勝利をあげた日本代表
北京五輪・大会8日目(2月11日)カーリング女子予選リーグ日本8-5カナダ

初戦で、世界ランキング1位のスウェーデンに逆転負けをした日本。この日は大会初勝利をかけて、強豪カナダと対戦しました。

試合は3本のスティールなどで主導権を終始日本が握る展開で進みます。一時は1点差まで迫られるも、複数得点でリードを広げ、8-5で日本代表が今大会初勝利を挙げました。

試合中にtwitterでトレンド入りしたカーリングですが、ネット上で特に盛り上がったのは第8エンドのタイムアウトの一幕。相手の得点を防ぐために真剣に話し合う日本代表の選手とカナダ人コーチのリンド・ジェームス氏。注目されたのはその会話方法。リンド氏は英語で選手たちに指示を伝えますが、選手たちは何と日本語で返答。この光景に「返事、全部日本語w」や「よく会話できてんな」など驚きのコメントが多数見られました。

◆以下、カーリング日本代表選手のコメント

――吉田夕梨花選手。強豪カナダを相手に素晴らしい勝利でした。振り返っていかがでしょう?

◇吉田夕梨花選手「そうですね、昨日の時点で反省を生かして、今日のアイスはどんな感じだろうという感じでしたが、今日はしっかりとチーム全員で決められたかなと思います」

――アイスの状態はどのように見ていますか?

◇吉田夕梨花選手「12月にオランダでやったときよりはだいぶかわいいというか、素直なアイスです」

――鈴木夕湖選手。そういうアイス状況の中で、スイープが非常に大事になると思うのですが、どんなことを心がけて戦っていますか?

◇鈴木夕湖選手「今シーズンはそれを一番私たちのチーム目標にしてきたので、その集大成をみせたいと思います」

――吉田知那美選手。前日より表情とかムードがロコ・ソラーレらしいなと感じたのですが、そのあたりどうでしょう?

◇吉田知那美選手「五輪はこれを逃すと4年ないので、私たちのやりたいことをやらなかったら、また4年待たなくてはいけなくなってしまうので、やりたいことを全部やろうと思っています」

――スキップの藤澤五月選手。2回目の五輪ですが、平昌五輪とは違う感じはしていますか?

◇藤澤五月選手「そうですね。4年たったのも、もちろんあって、みんな年もとって成長もしたし、まわりのチームも4年前と同じチームが出たり、新しいチームが出たり、いろんな部分で大きな変化はたくさんあって、成長した部分という違いもたくさんあると思うので、今回の五輪を一番ベストなものにしていきたいと思います」

――最後に次の試合に向けて一言お願いします。

◇藤澤五月選手「今日まずしっかり食べてしっかり寝て、明日寝坊しないで早く起きるように頑張ります」