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尖閣沖の接続水域に中国船 さらに9隻入る

2012年9月18日 15:31
尖閣沖の接続水域に中国船 さらに9隻入る

 18日朝、沖縄・尖閣諸島沖の日本の接続水域に、中国の漁業監視船が入った。さらに、海洋監視船など9隻も接続水域に入ったということで、海上保安庁が監視を続けている。

 海上保安庁によると、18日午前6時50分頃、尖閣諸島・魚釣島沖の日本の接続水域内を航行する中国の漁業監視船「漁政35001」を海上保安庁の巡視船が確認した。監視船はその後も接続水域への出入りを繰り返している。

 これとは別に、18日午後、中国国家海洋局所属の海洋監視船「海監」など9隻が接続水域に入ったということで、海上保安庁は警戒を強めている。

 一方、中国の報道で、尖閣諸島に向かうとされた漁船の集団は、現在、尖閣諸島周辺では確認されていない。

 また、18日午前9時半頃、魚釣島に接近した漁船から、日本人2人が泳いで島に上陸した。海上保安庁によると、18日未明に沖縄・石垣島を出航したということで、その際には漁業目的だと話していた。