駆逐艦も…中国艦艇4隻が接続水域内を航行
中国海軍の艦艇が10日朝、沖縄の与那国島と仲ノ神島の間を通過し、領海の外側にある接続水域内を航行した。
防衛省によると、10日午前7時頃、中国海軍のミサイル駆逐艦や補給艦など計4隻が、仲ノ神島の南西約44キロの海域を太平洋から東シナ海に向け、航行しているのを確認した。4隻は、仲ノ神島と与那国島の間を通り、領海の外側にある接続水域内を航行し、午前10時頃、水域の外に出たという。領海への侵入はなかった。
中国海軍の艦艇が、航行が認められている国際海峡を除く南西諸島の接続水域を航行したのは、去年10月以来。4隻は、今月7日、沖縄本島から南西約550キロの海域で、艦載ヘリコプターの飛行訓練などを行っていたという。